福岡県福智町で2024年4月、バイクを使用した集団暴走が発生し、高校生を含む少年21人が摘発されました。警察の調べに対し、全員が容疑を認め「スリルを楽しみたかった」と供述しています。
福岡県福智町で2024年4月20日未明、原付バイクやオートバイを使用した集団暴走が行われ、道路交通法違反などの疑いで少年21人が摘発されました。検挙されたのは16歳から17歳の高校生を含む地元の少年らで、一部の少年は逮捕され、その他の17人は書類送検されました。
少年らは「今日の夜、走ろうや」などとSNSで呼びかけ合い、福智町の県道で信号無視や蛇行運転を繰り返し、盗んだコーンバーを振り回すなどの危険な行為に及びました。パトロール中の警察官が暴走行為を発見し、追跡を開始。防犯カメラやパトカーからの映像を基に、暴走行為への関与が明らかになりました。
取り調べに対し、少年らは「パトカーを挑発して追いかけられるスリルが楽しかった」と話し、全員が容疑を認めています。警察は再発防止を図るため、地域社会と連携して暴走行為の未然防止に努める方針です。