飲酒運転で教諭を懲戒免職/熊本

この記事は約2分で読めます。

熊本県教育委員会は、飲酒運転で自損事故を起こした御船中学校の教諭を懲戒免職としました。また、同様の飲酒運転で別の教諭が停職処分を受けています。

懲戒免職となったのは、御船中学校に勤務していた一門翔教諭(37)です。県教委によると、一門教諭は2024年11月、勤務先の行事後に3軒の飲食店で飲酒。帰宅途中に熊本市東区の国道の中央分離帯に接触する事故を起こしましたが、そのまま運転を続け、近くの私有地に車を放置してタクシーで帰宅しました。

警察が所有者を確認するため自宅を訪れた際、呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出されました。一門教諭は「自分の軽率な行為で信頼を裏切り申し訳ない」と話しているということです。

また、県立菊池農業高校の教諭(37)は、2024年12月の忘年会の翌朝に飲酒検問で基準値を超えるアルコールが検出され、酒気帯び運転で摘発されました。この教諭は「飲酒後、車内で約7時間仮眠したので問題ないと思った」と話しているものの、停職6カ月の懲戒処分を受けています。

さらに、玉名教育事務所管内の公立中学校に勤務する23歳の男性教諭は、担任する女子生徒に他の生徒の期末テストの答案用紙や点数をSNSで漏えいしたとして、減給10分の1(6カ月)の処分となりました。

熊本県教育委員会は「県民の皆様に深くお詫び申し上げる」と謝罪し、再発防止に向けた対策を強化する方針を示しています。

関連する動画

タイトルとURLをコピーしました