熊本市のエステサロンで施術中に女性客にわいせつな行為をしたとして、59歳の男が逮捕されました。男は容疑を一部否認しています。
熊本市南区近見のエステサロンを経営する中川公博容疑者（59）は、昨年10月、40代の女性客に対し施術中にわいせつな行為をした疑いで逮捕されました。警察によると、中川容疑者は施術中に女性の手を自分の下半身に触れさせたとされています。
被害女性は事件の約1週間後、熊本県警の性被害相談電話に連絡し、事件が発覚しました。当時、店内には中川容疑者と女性の2人だけで、女性は施術中に顔にタオルをかけていたということです。
調べに対し、中川容疑者は「わいせつな行為をしたのは間違いないが、相手は嫌がっていないと思った」と供述し、容疑を一部否認しています。さらに、警察には他にも中川容疑者からのわいせつ行為に関する相談が複数寄せられており、警察は余罪があるとみて捜査を進めています。
中川容疑者は熊本日日新聞社の販売センターの店主も務めており、同社は「個人的な業務中の行為とはいえ、極めて残念です。被害に遭われた方や住民の皆さまに心からおわびします」とコメントしました。
