福岡県久留米市で4日深夜、30歳の会社員の男が酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された。男は「酒に酔わない体質で、水をたくさん飲んだから抜けていると思った」と容疑を一部否認している。
警察によると、4日午後11時50分すぎ、久留米市日吉町の国道で、パトカーとすれ違った直後に不審な動きを見せた乗用車を警察が停止させた。運転していた男の呼気を調べたところ、基準値の4倍を超えるアルコールが検出され、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕となった。
逮捕されたのは久留米市南薫町の会社員、近藤敦樹容疑者(30)。取り調べに対し「飲酒運転をしたことは間違いないが、もともと酒に酔わない体質で、水をたくさん飲んだから抜けていると思った」と供述している。
警察の調べによると、近藤容疑者は4日午後7時半ごろに車内で缶ビール1本を飲み、その後午後8時ごろ、西鉄久留米駅近くの居酒屋で生ビール1杯と芋焼酎の水割り3杯を飲んでいた。その後、友人女性とカラオケを楽しんだ後、車を運転して帰宅する途中で逮捕された。
車には30代の知人女性が同乗しており、警察はこの女性が飲酒運転を知っていた可能性があるとみて、事情を聴いている。
酒気帯び運転で追突事故 基準値6倍超のアルコール検出/福岡
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