従業員に給料未払いの疑いで書類送検/大分

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従業員の給料1か月分を支払わなかったとして、別府市の建設会社とその社長が最低賃金法違反の疑いで書類送検されました。社長は経営悪化を理由に未払いを認めています。

大分県別府市北石垣にある「八巻建設」と51歳の社長が、2024年2月分の賃金40万8000円を従業員1人に支払わなかったとして、大分労働基準監督署から最低賃金法違反の疑いで書類送検されました。

問題が発覚したのは、2024年4月に従業員から「賃金が未払いだ」との相談を受けた労働基準監督署が調査を開始したことからです。同署は是正勧告を出しましたが、社長はその後も支払いを行わなかったため、さらなる捜査を経て2025年1月20日に書類送検されました。

社長は調べに対し「経営状態が悪化し、支払うことができなかった」と述べ、未払いの事実を認めています。大分労働基準監督署は、同社が違反行為を防ぐための適切な措置を講じていなかった点も問題視しています。

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