50代の男性巡査部長が酒気帯び運転をしたとして書類送検され、停職3か月の懲戒処分を受けた後、依願退職しました。県警は再発防止を誓っています。
2024年11月、長崎県北地域の警察署に勤務していた50代の巡査部長が、酒気を帯びた状態で自家用車を約6キロ運転し職場へ出勤しました。到着後、毎朝実施されている飲酒検知で基準値を超えるアルコールが検出され、酒気帯び運転が発覚しました。警察の調査に対し、巡査部長は「前夜に焼酎のお湯割りを10杯飲み、アルコールが体に残っていると認識していたが、仕事を休むと迷惑がかかると思った」と供述しました。
2025年1月17日、県警はこの巡査部長を酒気帯び運転の疑いで書類送検し、停職3か月の懲戒処分としました。同日、巡査部長は依願退職しました。
長崎県警では、2024年8月にも別の警察官が酒気帯び運転で懲戒処分を受けており、アルコール検知の厳格化を検討しています。監察課は「職員としてあるまじき行為で深く反省している。再発防止に全力を尽くす」とコメントしています。