福岡市西区のアパートで15日夜に死亡していた男性について、64歳の住人と判明しました。死因は頭や顔を打ったことによる頭蓋内損傷で、警察が事件と事故の両面から調べています。
15日午後9時20分ごろ、福岡市西区姪の浜のアパートで「同居する男性が布団の上で意識も呼吸もない」と119番通報がありました。消防と警察が駆けつけると、男性が布団の上で横たわっており、その場で死亡が確認されました。死亡したのはこの部屋に住む無職の馬塲情司さん(64)で、司法解剖の結果、死因は頭や顔の打撲による頭蓋内損傷と判明しました。
警察によれば、馬塲さんは顔全体にあざがあり腫れていたものの、部屋に荒らされた形跡はなく、パジャマ姿だったとのことです。同居人の50代男性は「外出から帰ると馬塲さんが顔にけがをしていた」と話し、最後に生存を確認したのは同日の午前5時半ごろだったと述べています。
警察は同居人の証言を基に、事件と事故の両面から死亡に至る経緯を詳しく調べています。