福岡市東区の倉庫で、男性作業員がフォークリフトと落下したプラスチック製の台に胸を挟まれ死亡しました。警察は労災事故として原因を調べています。
16日午前、福岡市東区箱崎ふ頭にある倉庫で、61歳の男性作業員がフォークリフトの支柱と落下したプラスチック製の台に胸を挟まれる事故が発生しました。被害に遭ったのは福岡市南区田島に住む契約社員の平之内芳則さんで、病院に搬送されましたが、約3時間後に死亡が確認されました。
事故は午前10時前に発生し、現場にいた人から「男性がフォークリフトとパレットに挟まれた」と119番通報がありました。警察によると、台は1つが縦横1メートル余り、幅約15センチ、重さ約20キロのプラスチック製で、2つが平之内さんに落下したということです。
現在、警察は労災事故とみて、事故当時の作業状況や安全管理の実態などについて詳しく調査を進めています。