2022年1月末、長崎県の陸上自衛隊大村駐屯地で、上司と部下の自衛官2人が口論の末に互いに手を出し、懲戒処分を受けました。
陸上自衛隊によりますと、2022年1月31日夜、大村駐屯地第4後方支援連隊に所属する20代の3等陸曹と50代の1等陸曹は、部屋の中で口喧嘩に発展。部下の3等陸曹が上司である1等陸曹の顔面を殴り、1等陸曹は左まぶたから出血し全治7日のケガを負いました。一方、殴られた1等陸曹も、3等陸曹の胸ぐらをつかむ暴行を加えたとされています。
この事案は当直担当者から中隊長に報告され、事実確認の結果、陸上自衛隊は2024年12月17日付で2人に懲戒処分を科しました。3等陸曹は停職15日、1等陸曹は減給1カ月となります。2人は「深く反省しています」と話しています。