宮崎市で発生したスーパー駐車場での死亡事故の裁判が、被告の死亡により公訴棄却となりました。73歳の被告は過失運転致死傷の罪で起訴されていましたが、裁判所は今月4日付で裁判の取りやめを決定しました。
宮崎市のスーパー駐車場でおととし11月、生後9か月の赤ちゃんが母親と歩いていた際に車にはねられ死亡した事故で、過失運転致死傷などの罪に問われていた宮崎市の黒木正人被告(73)が死亡しました。宮崎地方検察庁によると、黒木被告は保釈中に死亡し、宮崎地方裁判所は今月4日付で公訴棄却を決定しました。
事故は、黒木被告がスーパーの駐車場で車をバックさせた際に、十分な安全確認を行わず、母親が抱いていた赤ちゃんをはねたものです。初公判は昨年9月に開かれ、被告は事故を認めたものの、車検切れや無保険の状態だったことについては「知らなかった」と主張していました。
裁判は昨年10月に結審する予定でしたが、公判期日が延期されていました。黒木被告の死亡を受け、裁判は正式に取りやめとなりました。弁護側によると、死因は病死とみられています。