20日夕方、北九州市小倉北区の住宅街で住宅が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。住人の90代男性と連絡が取れておらず、警察が身元の特定を急いでいます。
20日午後6時半ごろ、北九州市小倉北区黒原で「木造2階建ての住宅から煙が出ている」と消防に通報がありました。火は約2時間後にほぼ消し止められましたが、木造2階建て住宅1棟が全焼。焼け跡から1人の遺体が発見されました。
警察によると、この家には90代の男性と50代の娘が住んでおり、男性とは現在連絡が取れていません。一方、娘は外出しており無事だったということです。
現場は住宅が密集する地域で、消防車両の進入が困難な状況でしたが、消防が懸命に消火活動を行いました。警察と消防は出火原因を調べるとともに、遺体の身元の確認を急いでいます。
北九州市内では最近、住宅火災が相次いでおり、地域住民に防火対策の徹底が呼びかけられています。