病院の職員用トイレに小型カメラを設置して女性職員を盗撮しようとしたとして、福岡市東区に住む48歳の看護師が逮捕されました。警察によると、容疑者は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、福岡県古賀市の病院に勤務する看護師、酒井康仁容疑者(48)です。警察の発表によれば、酒井容疑者は昨年11月、自身が勤務する病院の職員用トイレに小型カメラ2台を設置し、盗撮を試みた疑いが持たれています。
カメラは便座の奥とトイレットペーパーホルダーに設置されており、同僚の女性職員がカメラの存在に気付いて病院関係者に報告。病院側が警察に通報したことで事件が発覚しました。防犯カメラの映像などを分析した結果、酒井容疑者の関与が浮上し、逮捕に至りました。
取り調べに対し、酒井容疑者は「全く身に覚えがない」と容疑を否認しているということです。警察は、カメラに他の被害者が映っていることから、余罪についても慎重に捜査を進めています。