福岡市の少年ら14人が、盗んだ原付バイクや消火器を使い暴走行為を行ったとして検挙されました。容疑を認め、「伝説になりたかった」と話しています。
福岡市博多区立花寺の交差点で2023年9月、少年らが盗んだ原付バイクに乗り、盗んだ消火器を噴射させながら暴走する事件が発生しました。少年らはその後、消火器を追跡してきたパトカーに投げつけるなど危険行為を行った疑いが持たれています。
警察によると、検挙されたのは16歳から27歳の少年や男性14人で、大半が10代でした。彼らは原付バイクの車体やナンバーをアルミホイルや粘着テープで覆い、目撃されにくくする工夫をしていました。さらに、消火器も盗品であったことが確認されています。
取り調べに対し、少年の一人は「大勢のギャラリーの前で暴走して伝説になりたかった」と話し、容疑を認めています。警察は道路交通法違反や窃盗などの容疑で全員を検挙し、捜査を終結しました。
暴走行為や窃盗が組み合わさった今回の事件について、地域社会からも厳しい非難の声が上がっており、警察は同様の行為の防止に向けた対策を強化する方針です。