わいせつ行為や不正勤務で教職員3人を懲戒処分/鹿児島

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鹿児島県教育委員会は、わいせつ行為や不正な勤務処理を行ったとして教職員3人を懲戒処分としました。今年度の処分件数は過去10年で最多に並び、深刻な状況が浮き彫りになっています。

鹿児島県教育委員会によると、大隅地区の県立学校に勤務する42歳の男性教諭は、2023年に女性に対し同意のないわいせつ行為を行ったとして停職3カ月の懲戒処分を受けました。この行為は2024年10月、被害者からの相談により発覚しました。男性教諭は「女性が同意したと一方的に捉えた」と話しているということです。

また、鹿児島地区の県立学校に勤務する48歳の男性事務主査は、身内の不幸を装った虚偽の休暇申請により2日間の不正な休暇を取得し、さらに少なくとも10日間、手続きを行わずに欠勤していたことが判明。これにより停職3カ月の懲戒処分となりました。

さらに、北薩地区の県立学校に勤務する26歳の男性講師は、コインランドリーで他人の洗濯物を繰り返し触る行為を行い逮捕・送検された事件を受け、減給6カ月の懲戒処分を受けました。男性講師は同日付で退職願を提出しています。

これにより、2024年度の懲戒処分件数は23件に達し、昨年度の2倍以上に増加しました。鹿児島県教育委員会は「不祥事が続発していることを大変重く受け止めており、再発防止に全力で取り組む」とのコメントを発表しています。

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