日本製紙八代工場でボイラー破裂/従業員1人軽傷 熊本

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19日早朝、熊本県八代市の日本製紙八代工場でボイラーが破裂し、男性従業員1人が軽傷を負いました。破裂音と黒い灰が周辺に広がり、消防が火災の有無を調査中です。紙の生産には影響はありません。

19日午前5時ごろ、八代市十条町にある日本製紙八代工場で発電用ボイラーが破裂しました。近隣住民から「爆発音がした」と通報があり、消防が駆け付けました。破裂の影響で、屋外に避難中の20代男性従業員が転倒し、左足を打撲する軽傷を負いました。

日本製紙によると、工場にはボイラーが6基あり、今回破裂したボイラー以外は稼働しているため、紙の生産には影響がないとしています。また、爆発の際に発生した黒い灰が半径400メートル以内に飛散し、従業員が清掃を行いました。

現場では、消防と警察が火災の有無や爆発の原因を調査しています。近隣住民は「激しい音で目が覚めた」と話しており、不安の声も上がっています。

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