9日未明、熊本市北区の市道で2人乗りの原付バイクが電柱に衝突し、運転していたとみられる16歳の少年が意識不明の重体となった。少年は無免許で、バイクは友人から借りたものとみられる。
9日午前0時ごろ、熊本市北区龍田弓削の市道で、2人乗りの原付バイクが道路脇の電柱に衝突する事故が発生した。この事故で、バイクを運転していたとみられる熊本市に住む16歳の少年が頭を強く打ち、意識不明の重体となっている。また、後部座席に乗っていた10代の少年も頭や右足に軽傷を負った。
警察の調べによると、後部座席に乗っていた少年は「16歳の少年が運転していた」と話しており、16歳の少年は無免許だったという。さらに、事故を起こしたバイクは友人から借りたものとみられる。
事故現場は九州自動車道に並行する直線道路で、周囲に街灯がなく、事故当時は暗かった。警察は、視界の悪さや運転技術の未熟さが事故に影響した可能性があるとみて、事故の詳しい原因を調べている。
