福岡市早良区の団地で火事が発生し、70代の母親と50代の娘が軽傷を負いました。火元はストーブとみられ、娘が給油後に火が出たと話しており、警察と消防が原因を調査しています。
5日午後2時15分ごろ、福岡市早良区南庄の団地で「1階から火が出ている」と近隣住民から119番通報がありました。火は1時間ほどで消し止められましたが、1階の一室の一部を焼損しました。
当時、部屋には住人の70代の母親と50代の娘がいました。2人とも軽傷を負い、病院へ搬送されましたが、意識はあり、命に別条はないということです。
娘は「ストーブに給油した直後に火が出た」と話しており、警察と消防がストーブの取り扱いや火の回り方を含め、火災の原因を詳しく調査しています。
この火事で、消防車24台が出動し、現場周辺は一時騒然となりました。室見団地周辺は住宅が密集しており、延焼の危険性も指摘されていましたが、消防の迅速な対応により、大事には至りませんでした。
警察と消防は今後、ストーブの状態や給油時の状況を詳しく調べ、安全管理の徹底を呼びかける方針です。