許証を取得したとして、佐賀県唐津市の40歳のアルバイト従業員が道路交通法違反の疑いで逮捕されました。
佐賀県警によると、この男性は旧姓で準中型免許証を所持していたにもかかわらず、昨年4月、改姓後に「免許証を持っていない」と虚偽申告し、原付免許を不正に取得した疑いが持たれています。男性は名前の異なる2枚の免許証を保持しており、取り調べに対し「不正取得は事実」と容疑を認めています。
警察は免許証の取得時に本籍や名前の変更履歴を確認し、既存の免許証の有無を聴取していますが、同一人物が複数の免許証を取得するケースは非常に珍しいとしています。
今回の事例を受け、警察は免許証の交付手続きにおける審査体制の強化について検討を進める方針です。