生活保護を担当する高齢女性のキャッシュカードで現金を引き出したとして、熊本市職員の男が再逮捕されました。現金はギャンブルに使ったと供述しています。
熊本市中央区役所保護第一課のケースワーカー、森永一行容疑者(68)は、10月に担当していた高齢女性のキャッシュカードを不正に入手し、コンビニATMから9万円を引き出した疑いが持たれています。
森永容疑者は、同じ女性のカードで5万円を引き出したとして、11月28日に逮捕されていました。警察の調べに対し、「女性の承諾を得てカードを借りた。引き出した金はギャンブルに使った」と供述していますが、カードの入手経路については黙秘しています。
警察は、他にも複数回引き出した形跡があるとみて捜査を進めています。熊本市は「事実関係を調査し、厳正に対処する」とコメントしました。